THE BEGINNING OF APOLLO

アポロの起こり

お客様からの難題によって、私たちは鍛えられてきました。

  1. 巻線機が飛躍のきっかけに

    ある大手自動車部品メーカーで生産設備の内製化に取り組んでいた横塚邦元がスピンアウトし、1988年に創業したのがアポロ技研という会社です。そしてその2年後、多品種少量生産に対応できる蛍光灯フィラメントの巻き線機を開発してほしいという注文を受け、お客さまに納得いただける生産設備をつくりあげて、高い評価をいただきました。

    こうして着実に実績を重ねていくなかで1998年、電子部品業界では国内屈指のメーカーから、インダクタの自動巻き線機をともに開発してほしいというオファーがあり、試行錯誤の末、機構の面でも制御の面でも他社にない斬新さをもつ第1号機をおとどけすることができたのです。この成功が、アポロ技研が大きく飛躍するきっかけとなったことはいうまでもありません。

  2. ラベラーでは特許も取得

    個人情報保護のために、1990年代のはじめに登場したのがヒートシールです。これは、はがきに記載された個人情報を目隠しするための粘着性のシールで、加熱することでそれは貼れますが、いったんそれを剥がすと、もう一度熱をかけても貼付できないようになっています。

    まことに不思議な性質をもつ新商品だったわけですが、アポロ技研ではこのヒートシール用のラベル貼付機(ラベラー)の開発も手がけました。もちろん、こんな機械はそれまで世の中に存在しません。シールの切断・加熱・貼付というユニットごとに機構と制御のそれぞれについてアイデアを出し、ひとつの装置としてまとめあげていきましたが、これらのユニットごとの方式はすべてアポロ技研の特許として実を結ぶこととなりました。

  3. コンパクトに、そして美しく

    日本のものづくりの現場で活躍するたくさんの生産設備は、一般の人の目にふれることはほとんどありません。したがって、スペックさえ満たしていれば、サイズや見栄えなどは考慮しなくてもいいのではないか、という考え方もたしかにできます。しかしアポロ技研では、設備を極限までコンパクトにして機能をギュッと凝縮することにこだわり、外観もスッキリと美しくなるような設計を行っています。

    なぜならば、タクトタイムを短くしようとすればするほど、設備のコンパクトさが不可欠の条件になってきますし、所有面積あたりの生産性も向上してくるからです。また、見栄えをよくして安全性などをいっそう強化することによって、現場で作業する方々にも気持ちよく使っていただけるはずです。そのためには、最初の構想段階でできる限りのアイデアを絞り出し、考えに考え抜いていくことが重要なポイントで、これこそアポロ技研のものづくりの哲学だと考えています。

  4. 製品の量産やユニットの外販にも
    事業を拡大

    アポロ技研は創業から一貫して、受注生産型の創造的開発メーカーとしてビジネスを展開してきました。この事業がこれからもアポロ技研のコアとなっていくことに間違いはありませんが、幸いアポロ技研には、これまで20年以上にわたって積み重ねてきた技術的な蓄積があります。また、新社屋の竣工によってスペースにも余裕がでてきました。そこでいま、新しい分野にも事業を拡大していこうとしているところです。

    そのひとつが、自ら開発した生産設備を使って製品を量産するビジネスですが、産業機械の制御装置で使われるワイヤハーネスの量産などが、アポロ技研にとってもっとも親和性が高いでしょう。またこのほかにも、これまで開発してきた機械の各ユニットにもう少し汎用性をもたせ、外販していくことも考えています。もちろん、新たなコア技術の蓄積にも、手をゆるめることなく取り組んでいく計画です。

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